【徹底解説】厳選!「飲めたら幸せなワイン3選」【イタリア&ニュージーランド】
ワイン好きのあなたへ、ちょっと特別な3本を
「これ、きっと気に入ると思いますよ。」
そんな風に、馴染みのワインショップでおすすめされた一本が、思いがけず心に残る味わいだったことはありませんか? ただの美味しさだけじゃなく、「このワイン、いいな」と素直に感じられる、そんな一本。
今回ご紹介するのは、私しょうたろうが本当におすすめしたい3本のワインです。どれも、フレッシュでフルーティー、樽を使わずブドウ本来の個性を活かしたもの。ワインを深く知る人にとっても、これからもっと楽しみたい人にとっても、新たな発見につながるはずです。
気負わず、ゆっくりと、ワインの個性を楽しんでみてください。もしかしたら、あなたにとっての「特別な一本」になるかもしれません。

しょうたろうが厳選するワインの特徴
★大好きワインの魅力★
- 白ワイン:清らかで透明な印象
- フレッシュな味わい:初口から感じる爽やかな酸味
- フルーティーな香り:柑橘類、ピーチ、アプリコットなど果実本来のアロマ
- 樽熟成していない:ナチュラルなスタイルで、ブドウ本来の個性を存分に発揮
- 個性的なキャラクター:産地や生産者の情熱が詰まった、唯一無二の表情
- 感動を呼ぶ飲み心地:一口飲むだけで、これだ!と思わせる特別な感動
- テロワールを感じられる:土地の風土がしっかりと味わいに反映される逸品
これらの特徴にピッタリ合致するワインは、まさに「飲めたら幸せ」を実感させる至高の一杯です。
そこで、私しょうたろうが本当に推薦する3選を、ブドウ品種×産地×生産者の視点で厳選しました。
すべて★5つの自信作です!
コレが飲めたら幸せなワイン3選 第一弾
1. 【神ワイン】ANSELMI SAN VINCENZO IGT ★★★★★
「イタリア白ワインの枠を超えた、ひとつのジャンル」
このワインをおすすめするとき、私は決まってこう言います。ヴェネト州には3万7000ものワイナリーがありますが、その頂点に君臨するアンセルミのサン・ヴィンチェンツォは、まさに別格です。
一口飲めば、柑橘や熟したリンゴのようなフレッシュな果実味が広がり、程よい酸味とミネラル感が美しく調和。どんな料理とも合わせやすく、ワインに詳しくない人でも直感的に「美味しい」と感じられるはずです。
ワインを深く知れば知るほど、アンセルミの自由な造りと、その裏にある徹底した品質管理の凄みがわかると思います。これを飲むために働きたくなる、そんな一本です。
【テイスティングノート】
口に含むと、繊細な果実味と華やかな酸味が調和し、上品なミネラル感が後味にほのかに残ります。エレガントでありながらも、飲むたびに新たな魅力が発見できる、その深みとバランスは圧巻です。
2. 【個性派白ワイン】PODERE 29 GELSO BIANCO Fiano ★★★★★
【ブドウ品種・スタイル】
フィアーノ・ミヌートロは、イタリアならではの土着品種。葉の量を絶妙に調整し、日光をたっぷりと浴びさせることで、ブドウの糖度とアロマティックな特性を最大限に引き出しています。2001年以降のDNA検査で、カンパーニア州のフィアーノとは別品種であることが確認され、2011年に正式に「ミヌートロ」と命名されました。
【産地】
プーリアの大地で育まれるこのワインは、豊かな太陽の光と温暖な気候の恵みを受け、オイリーな日当たりと爽快なフレッシュ感を実現。夏はもちろん、冬でもその明るさが感じられるのが魅力です。
【生産者のこだわり】
PODERE 29は、伝統的な栽培法と最新技術の融合により、フィアーノ・ミヌートロの豊かなアロマを余すところなく表現しています。レモンや柑橘類、白い花、ピーチ、アプリコット、そしてマスカットの芳醇な香りが絶妙なバランスで楽しめる逸品です。
【テイスティングノート】
レモンや白い花、ピーチ、アプリコット、そしてほのかに香るマスカット。グラスに注ぐと、まるで夏の果樹園にいるかのような気分になります。さらに、ラムネのような爽やかさが加わり、どんな季節でも軽やかに楽しめるのが魅力。
「ちょっと特別な白が飲みたいな」という日に、ぜひ試していただきたい一本です。
3. 【南国フレッシュ】Brancott (Montana) Sauvignon Blanc
Brancott Estate ★★★★★
「ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランのお手本」
「これを飲んで、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランが好きになりました。」そんな声を何度聞いたことでしょう。
グラスに注いだ瞬間から、グレープフルーツやパッションフルーツの香りが広がり、飲む前からワクワクする一本。口に含むと、爽快な酸味とフルーティーな風味が一気に押し寄せ、後味にはしっかりとしたミネラルが感じられます。
特にこのワインの素晴らしいところは、2日目でもその美味しさが損なわれないこと。スクリューキャップで手軽に保存できるので、気負わず楽しめるのも魅力です。「冷蔵庫に一本常備しておきたいワイン」として、ぜひおすすめしたいですね。
おわりに:あなたの「特別な一本」が見つかりますように
ワインを選ぶ楽しさは、まだ出会っていない一本との偶然の出会いにあります。今回ご紹介した3本は、どれも個性が光りながらも、ワイン初心者からエキスパートまで幅広く楽しめるものばかり。
どれかひとつでも、「これはいいな」と思っていただけたなら、それだけで嬉しいです。次にワインを選ぶとき、ふとこの記事を思い出していただければ幸いです。
ぜひ、心地よい時間とともに、ワインの魅力を存分に味わってください。
記事を書いた人

- ワイン愛好家に向けて2023年よりWebサイト「WINE自習室」でワインの魅力を発信。エレガントな赤、アロマティックな白ワインが好み、最近は陽気なイタリアワインがお気に入り、ワインを飲むのが楽しくなる情報をたくさん配信できるよう頑張ります。J.S.Aワインエキスパート2020年取得